軽く手を振り亮さんと別れると
電車に乗って車窓から外を眺めた
筒井さん‥‥‥
あなたの心の中にまだ
私は少しでも存在してますか?
私はなかなかあなたのことを
忘れて前に進めそうにありません。
はぁ‥‥‥‥
悩んでても仕方ない。
今はとにかく仕事を頑張らないとな‥‥
「おはようございます。」
『おはよう、井崎さん。』
「あれ‥‥?花野さんはまだですか?」
今日は掃除当番なのに‥‥‥
着替え終えてから受付に行くと、
ちょうど電話が鳴ったので受話器を
取った。
「おはようございます。
受付の井崎です。」
『霞ちゃんおはよう。蓮見だけど、
花野さんの事で聞きたいことが
あるから、少しだけ仕事終わりに
面談いいかな?』
えっ?
花野さんのこと?なんだろう‥‥
「構いませんが‥あの‥‥
今日、花野さんがまだ
出社されてないんです。」
『ああ‥‥今日は体調崩して休むと
連絡があった。』
体調不良?
昨日飲みに行くって言ってたけど、
夜から体調崩してしまったのだろうか‥
「そうなんですね‥分かりました。
仕事終わり次第総務課に伺います」
『どうかした?』
「あ、花野さんが体調を崩された
みたいでお休みされるそうです。」
体調は心配だけど、
ここは佐藤さんと2人だから
体制的には問題らない。
いつも通りミスなく頑張ろう‥‥
1日の業務も全く問題なく
終わらせた後、着替え終えた私は
7階の総務課に向かった
「お疲れ様です‥‥。」
『お、井崎さんお疲れ様。
どうかした?こんな時間に』
入り口付近で変わらず仕事をしていた
古平さんにお辞儀をしてからIDを通して
総務課に入ると、遠くにいた蓮見さんが
気付いてくれこっちに向かってきた。
『お疲れ、仕事終わりに悪いな。』
「いえ。予定ないので平気ですよ。」
『こだちゃん、A会議室で面談
してるからなにかあったら呼んで。』
『了解。井崎さんまたね。』
「はい、お疲れ様です。」
蓮見さんと面談なんて改めて
したことなかったから、少しだけ
緊張してしまう
ノリが良く、明るくてふざけている
ことの方が多いからこそ、いざ
仕事の話となると、仕事には
厳しい人だから話の内容が内容なだけに
気になっていたのだ。
『入って。好きなとこ座っていいよ。』
「はい、ありがとうございます。」
入り口付近の椅子に腰掛けると、
蓮見さんは1つ椅子を空けた場所に
座り小さく溜息を吐いた。
『早速だけど、花野さんの事をいくつか
聞いても大丈夫?』
「はい、構いません。」
今更気づいたけれど、
蓮見さんが異性をちゃん付で
呼ばないことに違和感を感じた
『今朝、俺宛に送られてきた
メールなんだけど
見てもらってもいい?』
電車に乗って車窓から外を眺めた
筒井さん‥‥‥
あなたの心の中にまだ
私は少しでも存在してますか?
私はなかなかあなたのことを
忘れて前に進めそうにありません。
はぁ‥‥‥‥
悩んでても仕方ない。
今はとにかく仕事を頑張らないとな‥‥
「おはようございます。」
『おはよう、井崎さん。』
「あれ‥‥?花野さんはまだですか?」
今日は掃除当番なのに‥‥‥
着替え終えてから受付に行くと、
ちょうど電話が鳴ったので受話器を
取った。
「おはようございます。
受付の井崎です。」
『霞ちゃんおはよう。蓮見だけど、
花野さんの事で聞きたいことが
あるから、少しだけ仕事終わりに
面談いいかな?』
えっ?
花野さんのこと?なんだろう‥‥
「構いませんが‥あの‥‥
今日、花野さんがまだ
出社されてないんです。」
『ああ‥‥今日は体調崩して休むと
連絡があった。』
体調不良?
昨日飲みに行くって言ってたけど、
夜から体調崩してしまったのだろうか‥
「そうなんですね‥分かりました。
仕事終わり次第総務課に伺います」
『どうかした?』
「あ、花野さんが体調を崩された
みたいでお休みされるそうです。」
体調は心配だけど、
ここは佐藤さんと2人だから
体制的には問題らない。
いつも通りミスなく頑張ろう‥‥
1日の業務も全く問題なく
終わらせた後、着替え終えた私は
7階の総務課に向かった
「お疲れ様です‥‥。」
『お、井崎さんお疲れ様。
どうかした?こんな時間に』
入り口付近で変わらず仕事をしていた
古平さんにお辞儀をしてからIDを通して
総務課に入ると、遠くにいた蓮見さんが
気付いてくれこっちに向かってきた。
『お疲れ、仕事終わりに悪いな。』
「いえ。予定ないので平気ですよ。」
『こだちゃん、A会議室で面談
してるからなにかあったら呼んで。』
『了解。井崎さんまたね。』
「はい、お疲れ様です。」
蓮見さんと面談なんて改めて
したことなかったから、少しだけ
緊張してしまう
ノリが良く、明るくてふざけている
ことの方が多いからこそ、いざ
仕事の話となると、仕事には
厳しい人だから話の内容が内容なだけに
気になっていたのだ。
『入って。好きなとこ座っていいよ。』
「はい、ありがとうございます。」
入り口付近の椅子に腰掛けると、
蓮見さんは1つ椅子を空けた場所に
座り小さく溜息を吐いた。
『早速だけど、花野さんの事をいくつか
聞いても大丈夫?』
「はい、構いません。」
今更気づいたけれど、
蓮見さんが異性をちゃん付で
呼ばないことに違和感を感じた
『今朝、俺宛に送られてきた
メールなんだけど
見てもらってもいい?』