「ありがとう!!」
俺を命の恩人のように見つめるその女。
うっ、やめろその視線。
「どこから来たんだ?」
俺なりに話そうと気遣って話題をふってみる。
話題ふるとかガラじゃないよな俺。
なんか恥ずかしくなってきた。
「東京です。3泊4日なんだけど、ホテル行くために京都駅集合で。でも友達とはぐれちゃって。」
1話したら3で返すタイプだ。
コミュ力高いなこいつ。
「あっそ。」
それに対して冷たい返事しか出来ない自分の不甲斐なさを感じる。
「ど、どうしてあの神社にいたの?」
その女がしてきたのはそんな質問だった。
あんまりそれ聞かないでくれよ。
「学校サボった。」
なんかその真っ直ぐな瞳に嘘が付けなくてついホントのことを言ってしまった。
「人間関係がめんどくてさー。」
バカみたいだよなと笑うとその女は俺に説教するでも怖がるでもなく
「そーなんだー。」
とだけ言った。
そう返ってくるとは予測してなかったので少し戸惑う。
俺を命の恩人のように見つめるその女。
うっ、やめろその視線。
「どこから来たんだ?」
俺なりに話そうと気遣って話題をふってみる。
話題ふるとかガラじゃないよな俺。
なんか恥ずかしくなってきた。
「東京です。3泊4日なんだけど、ホテル行くために京都駅集合で。でも友達とはぐれちゃって。」
1話したら3で返すタイプだ。
コミュ力高いなこいつ。
「あっそ。」
それに対して冷たい返事しか出来ない自分の不甲斐なさを感じる。
「ど、どうしてあの神社にいたの?」
その女がしてきたのはそんな質問だった。
あんまりそれ聞かないでくれよ。
「学校サボった。」
なんかその真っ直ぐな瞳に嘘が付けなくてついホントのことを言ってしまった。
「人間関係がめんどくてさー。」
バカみたいだよなと笑うとその女は俺に説教するでも怖がるでもなく
「そーなんだー。」
とだけ言った。
そう返ってくるとは予測してなかったので少し戸惑う。