思い出すのは紗貴のこと…… 『雄都、大好きだよ!』 紗貴……… 俺は紗貴を裏切ったんだ… 「聡美さん、すいません…俺はやっぱりだめだ。このまま聡美さんを抱いてもあなたが、傷つく……そんなこと良くしてもらった俺は出来ない。」 聡美さんは動きを止め、俺を家から出した。………無言で… 急いで紗貴に電話をした。