――あなたの姿は、遠くにいても感じられる。それは私の中に、強く、光り輝いているあなたの記憶があるから。私達は、一度も結ばれていなかったのに、それ以上の繋がりを、私は信じられる。
……信じていられたはずなのに。
やっぱり私は、弱虫だ。――



Side Mei