そういった遊びをしている写真や絵を、隣町の図書館に行って、村の歴史の本の中から探したことがあった。 「それだ! 行こう、隣町に!」 駿翔くんがそう言って、笑顔を見せてくれた。 その笑顔を見ると。 何でもうまくいくような気がして。 心から安心することが出来た。 そして私は大きく頷いていた。