嫌だということを示すために、少し顔をしかめるとお母さんたちは笑う。


「大丈夫!!哀くんのおうちだし、お母さんもお父さんも一緒に居てくれるって言ってくれてるから」


あ、あああ、哀の家ーっ!?


なんで幼馴染兼親友の哀の家に行かないとならないのー!!


「お母さんたち来週の月曜日に行くからそれまでに準備は済ませておいてね♩」


「え、えっー!?」


家の中に私の大絶叫が響き渡りました。


そして運命の月曜日。


「行ってらっしゃいお母さん、お父さん」


「ちゃんと哀くんに挨拶するのよ?」


「じゃあ」


「分かってるよ!!ばいばい2人とも!!」


2人が長い間居なくなるのは寂しいけど、任されちゃったんだから頑張らないと!!