部屋とか無くても大丈夫なのになーっと思いながらついて行き、ついた部屋は結構大きめな部屋だった。


「ここの部屋使っていいからね」


「もうちょっと狭くても大丈夫です!」


「お父さんとお母さんが居ない状態の紫乃ちゃんを狭い部屋になんてできるはずないわ!!もっと大きい部屋でも良かったんだけど荷物が溜まってて……」


これ以上大きい部屋なんて誰が使えるの!?


申し訳なさ過ぎて頭をさげる。


「ありがとうございます……!!あの、不器用すぎて迷惑かけるかもですけど、お手伝い出来ることがあればさせてください!!」


私なりに出来ることをしたいもん。