「髙嶋くんと交際してもいいよ」

風花さんは言った。

「えっ…い、いいんですか…?」

自分から告白をしたくせに我ながら何を言っているのだろうか?

「うん、いいよ」

そう返事をした風花さんはとてもかわいらしくて、心臓がドキッ…と鳴ったのがわかった。

何この人、天使かよ…!?

いや、天使だったわ…と言うジョーダンはさて置いて。

「あ…ありがとうございます!

不束者ですが、どうぞよろしくお願いします!」

勢いよくお礼を言って頭を下げた僕に、
「うん、よろしくね」

風花さんはそう言って微笑みかけたのだった。

やっぱり、天使だ…と、僕は彼女の微笑みに見事に心臓を打ち抜かれたのだった。

 * * *