「イメージ通りじゃないか…!

遊佐先生は天才か…!?

いや、天才を通り越して神だよ…!」

人間、感動が過ぎると語彙力を失くしてしまうんだな…と、私はそんなことを思った。

遊佐先生と脳の共有でもしたんじゃないか遊佐先生は実はエスパーなんじゃないかと疑ってしまうくらい、私がイメージしていた彼らの姿がそこにあった。

「セイジくんはかっこいいし、イタルくんはかわいいし…遊佐先生、マジですごいよ…!」

タブレットを前にしてきゃーきゃーと騒いでいる私は傍から見たら間違いなく怪しい人物である。

書斎でよかった、1人でよかった…。

それにしても…これはまた捗っちゃうな〜!

「よーし、頑張るぞー!」

その前に遊佐先生に返事を返さなくっちゃ!