「ほら、呼ばれてる」


「う、うん」



そんな私に零都はクラスメイトの方に私を行くように促した。


断りきれなくて零都のそばを離れる。


私、零都に何を言おうとしたんだろ。


もう、何がなんだか分からなくて。


不安と、嫌な予感とたくさんの変な気持ちが胸の中を疼いていた。