ボクは、もう瞳はなくって。



ただ、光指す方へ歩けば、沢山の光がスキップしていた!




「君も、踊ろうよっ!」







光に手を取られて、ボクは光と風の中を踊った!







「顔がっ痒いっ!!」





ボクは、涙の顔をかきわけた!






そこには、光があった!





太陽の、光が・・・・・・!






ボクの顔はなくなった・・・・・・、




でも、心で、





太陽を、






今、





見ている。






ボクの心を、






太陽は、






太陽にしてくれた!







ボクの心は、太陽になった!






体は、どんどんはがれて、





道を作った・・・・・・!






ボクは、太陽の心で生きた。






そして、





町に、






太陽の心でできた光を渡した。








ボクは、町の光になった!








町の、太陽に、







なったんだっ!











太陽が二つ!





町に並ぶ。







おばあちゃんの泣いた顔を、乾かす。





「孫が、刺し殺されたんだっ!」





おばあちゃんは、





顔中、





体中、





涙だらけだっ!





おばあちゃんの心にも、太陽を・・・・・・!