百合の監獄

その他

雨兎/著
百合の監獄
作品番号
1727279
最終更新
2024/06/27
総文字数
2,876
ページ数
2ページ
ステータス
未完結
PV数
2
いいね数
0
ここはとある高校の一室

今日も幹部たちがカードゲームを楽しんでいた



「はい。上がり」

そう言った眼鏡の少年は最後の1枚のトランプを場に捨てた

「早いねぇラス君」

「そういうレプだってもう上がりそうじゃない」

「へへへ。そう?あ、上がりぃ」

レプと呼ばれたふわふわとした口調の少年も最後の1枚を出した

「「俺もあと1枚」」

瓜二つの顔をした2人の少年はタイミング良く同時にトランプのカードを前に突き出した

「相変わらずの仲の良さだなエル、ルシ」

「これはあたしが罰ゲームの流れね。
最後までやる必要ないわ。行ってくる」

そう言って桜のチャームの着いたピアスをしている少年が席を立った


「良いの?アス」
「.......ありがとうアス」


「良いわよ。あ、ラス。」

「ん?どうした?」

「帰ってきたらタルトが食べたいわ」

「はいよ。任せといて」

「じゃあ行ってくるわ」

「「「「行ってらっしゃい」」」」





この学校ではいつでも百合の花が咲いている

まるで高校を覆い隠すように

そのためこの高校は別名 百合の監獄と呼ばれている................

と、皆信じている
でも、その本当の理由は別にある

それは.................










あらすじ


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