高校生っていう多感で大事な時期を その人に全部捧げてきた 私ならきっともっと普通の恋愛が できたんだと思うし、そっちの方が向いていた だけど私は凄く捻くれていたから、 もう一度やり直せてもあの人と過ごすと思う ――あの日と同じ桜並木の桜が散り始めている 今もまだあの時の返事を待ち続けてること、 あの人には言ってない