猫の初恋
ファンタジー
完
1
純奈こう/著
- 作品番号
- 1727170
- 最終更新
- 2024/06/28
- 総文字数
- 69,086
- ページ数
- 160ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,437
- いいね数
- 1
私には絶対に知られたくない秘密があるの。
それは、我が家がバケ猫一家だってこと。
未熟な私は、油断するとうっかり猫に変身しちゃうから気をつけないといけないんだ。
「ネコ?ちっちゃ。ねずみくらいの大きさしかないぞ」
私が変身したのは小さな小さな白猫。
「どうした?おまえ震えてる」
初めは怖いと思っていたけど……。
クールな最強不良男子、一条くんに助けてもらって。
彼の部屋に連れて行ってもらい、学校では見せない彼の優しい笑顔にドキドキして。
「バニラ、おいで」
愛おしそうに名前を呼んでくれるキミに、いつしか猫の私は懐いていたんだ。
元の姿に戻ってからも、なにかと私に関わろうとする彼。
「猫宮、一緒に帰ろう」
もしかして、私の正体がバレてる?
そんな時、一条くんと敵対する不良たちとの抗争に巻きこまれてしまい。
猫宮 すず(ねこみや すず)
中学2年13歳
実は化け猫、正体を隠している転校生。引っ込み思案な性格。母からは友達をつくらないように言われているが。
一条 千颯(いちじょう ちはや)
中学2年14歳
最強不良のクールイケメン。実は優しい一面が。あることがきっかけで、すずのことを気にかけるように。
「猫宮……俺、おまえのことずっと見ていたくなる。どうしてかな」
「これからも俺のそばにいろよ」
それは、我が家がバケ猫一家だってこと。
未熟な私は、油断するとうっかり猫に変身しちゃうから気をつけないといけないんだ。
「ネコ?ちっちゃ。ねずみくらいの大きさしかないぞ」
私が変身したのは小さな小さな白猫。
「どうした?おまえ震えてる」
初めは怖いと思っていたけど……。
クールな最強不良男子、一条くんに助けてもらって。
彼の部屋に連れて行ってもらい、学校では見せない彼の優しい笑顔にドキドキして。
「バニラ、おいで」
愛おしそうに名前を呼んでくれるキミに、いつしか猫の私は懐いていたんだ。
元の姿に戻ってからも、なにかと私に関わろうとする彼。
「猫宮、一緒に帰ろう」
もしかして、私の正体がバレてる?
そんな時、一条くんと敵対する不良たちとの抗争に巻きこまれてしまい。
猫宮 すず(ねこみや すず)
中学2年13歳
実は化け猫、正体を隠している転校生。引っ込み思案な性格。母からは友達をつくらないように言われているが。
一条 千颯(いちじょう ちはや)
中学2年14歳
最強不良のクールイケメン。実は優しい一面が。あることがきっかけで、すずのことを気にかけるように。
「猫宮……俺、おまえのことずっと見ていたくなる。どうしてかな」
「これからも俺のそばにいろよ」
純奈こうさんの書籍化作品
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