「何があったの?」
私が何も返せないでいるとそう言って追及してくる。
私は昨日のことについて仕方なく話すことにした。
「えーー!!先生とふたりっきり!?」
未桜はまだ途中までしか話してないのに驚いている。
「ちょっと声でかいよ」
「あ、ごめんごめん。」
そう言って笑う美桜はとってもかわいい
男子たちの目がハートになってる気がするんですけどーー
ちょうどいいタイミングでチャイムが鳴った。
これで美桜から聞かれることもないだろうと思っていた。
しかし
「あおい!あとで続き聞かせてね!」
「あ、ちょっと!」
そう言うと美桜は急いで自分の席に戻って行った。