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しばらく沈黙が続く。
「先生って彼女とかいるんですか?」
沈黙に耐えれなくなり、私が口を開く。
「いないよー
七瀬は?」
「彼氏はいないけど好きな人なら」
「そっかー
頑張って」
「ありがとうございます。」
運転をしている先生はとてもかっこいい。
いつもと違う先生の姿が見れたことがとても嬉しい。
「よし、着いたぞ。ここで合ってるか?」
「はい!ありがとうございました!」
「こちらこそ、今日は手伝ってくれてありがとな!
まじで助かった。」
「先生の役に立ててよかったです。」
「おやすみ。また明日な。」
「おやすみなさい」
私は先生の車から降りた後、先生に手を振り家に入った。