俺は中学ではバスケ部に入っていた。

しかし、家の都合や元々写真渡るのが好きだったことから、バスケ部には入らなかった。

「バスケなら、部活に入らなくてもできるだろ?また公園で一緒にやろう」

「そうだな。じゃ、またな!」

そういうと、日向は、走って行ってしまった。

ほんと、変わらないな。


その日の夕方になり、家に帰ると明かりがついていた。

「おかえり、壮馬、結衣」

「お母さん!」

結衣はうれしそうに母さんに抱きついた。