「えっと、私は特にないかな。宮沢さんは?」

秋本が隣にいる宮沢にも尋ねた。

「私も特には」

「そうだ!」

星野が何か思いついたように声を上げた。

「だったらこの4人で遊園地に行かないか?」

「え?」

星野の言葉に俺たち三人は驚いて顔を見合わせた。