そのため、家の家事はほとんど俺の仕事だ。

俺もそろそろアルバイトを始めてみようか考えていた。

そうすれば、金銭面で余裕が出てくるはずだ。

結衣も幼稚園になったので、夕方までは幼稚園で待っていることができるようになった。

今のところ考えているのは新聞配達とカフェでのバイトだ。

新聞配達派早朝から始まるので、母さんが仕事に行く時間までに終えることができる。

明日はカフェのバイトの面接を受けるつもりだ。

結衣を風呂に入れて寝かしつけたあと、俺は洗い物を片付けた。

ガチャっと玄関のドアが開く音がした。

母さんが仕事から帰ってきたようだ。