それを聞いた宮沢は、俺にどんな感情を抱くだろうか?

嫌われるのが怖くて、話せないかもしれない。

食べ終えてからになった容器をゴミ箱に捨てた。


その次の日は、朝から学校を休んでいた。

宮沢についての噂が耳に入ってくるのは耐えられなかったし、学校に行く気力もなかった。

また布団にくるまって、眠りについた。

目を覚ました時は夕方になっていた。

寝過ぎて体が重い。

ゆっくり起き上がって伸びをした。

コンコンとドアがノックされた。

「壮馬、学校の友達が来てるわよ」