他にも勉強や友達関係のストレスで、手当たり次第に誰とでも付き合うようになった。

誰と付き合っても、男運は壊滅的で、浮気性だったり、お金を貢がされたりしたようだ。

特にお金を貢がされたりときは、大して好きでもなかったため、それが余計に腹が立った。

要するに舐められていたのだ。


「それからも、似たような感じの人とばっかり付き合って、やめなきゃいけなかってわかってるのに、歯止めが効かなくなってた」

私は黙って話を聞いていた。

「この間あったサークルの食事会だって、ほとんど飲み会みたいな感じだったから、私も先輩に無理矢理お酒を飲まされたの」

男の人で、少し抜けようと言われて外に連れ出された。