「いいなー俺も行きたかった。なんで誘ってくれなかったんだ」

そんなこと言っても、いきなりなんの面識もない日向が来たら、みんな驚いてしまう。

「今度俺の働いてるカフェにこい。奢ってやるから」

「マジで?絶対行く!」

これで遊園地のことは、チャラにしてくれそうだ。

「あぁ、待ってる」


数日後、本当にやってきた。

「壮馬!約束通り来たぞ」

「酒井くんの友達?」

店にいた、秋本と志穂さんに聞かれた。