それからつまみや残り物を食べて、そのまま横になって寝てしまった。


目が覚めたのは、朝になってからだった。

昨日調子に乗って、慣れない酒をたくさん飲んだからか、頭痛と吐き気が酷かった。

「水…」

俺は台所に行って、コップに水を注いで、一気に飲み干した。

「はぁ…」


水を飲んだおかげで少し落ち着いた。

テーブルを見ると、昨日飲んだ缶ビールの空き缶や、ゴミなどが散乱していた。

ほとんど、千紘さんが飲んだものだが。

千紘さんは、床に横になって眠っていた。

しばらく起きそうにないので、そのまま寝かせておくことにした。