姉ちゃんはまだソファに座っており、とても夕飯を頼める様子ではなかった。

「俺、これから飯作るけど、姉ちゃんも食う?」

反応がない。

古いご飯が冷凍されていたので、チャーハンを作ることにした。

一応二人分作って、一つはラップをかけた。

「腹減ったらあっためて食えよ」

そう声をかけてから、部屋に戻った。


次の日の朝。

俺は朝のジョギングに出かけようと、家を出た。

家を出て走り出そうとしたら、隣から声が聞こえた。