久しぶりにのびのびできたので、体も軽く感じた。

結衣に買ったお土産を抱えて家に帰った。


「ただいま」

俺が玄関のドアを開けると、結衣が走って抱きついてきた。

「お兄ちゃん、おかえり!」

結衣は、俺が持っているぬいぐるみに気がつくと目をキラキラさせた。

「そのぬいぐるみ、どうしたの?」

「結衣にお土産」

「わーい!ありがとう。お兄ちゃん!」

母さんも玄関にやってきた。