蒼は、モテる。可愛いし、ふわふわしてるように見えるらしく守りたくなるんだとか。告白しようとする男子が今まで何人もいたけど、俺が近寄らせない。
蒼を守るのは俺の役目だし…

それにしても、蒼大丈夫かな…
海「蒼ちゃん、具合悪そうだね、大丈夫なの?」
蓮「いや、大丈夫じゃないけど、本人大丈夫って隠してるんだよね。」
海「あの顔色で大丈夫には無理あるね。」
蓮「だろ。とりあえず、倒れる前に保健室連れてく。」
海「俺も気にして見とくね〜じゃ、チャイムなるから席戻るわ」
蓮「ありがと。」

3時間目まで時折蒼が具合悪そうに、ウトウトしていたが、4時間目の途中から限界になってきているらしく机にふせている。
昼休みに蒼を連れ出すしかないな。

昼休みになって、蒼を連れ出し、人の少ない非常階段に連れて行く。蒼は人前で体調について言われたくないのを知っているため、非常階段を選んだ。本当はそのまま保健室に連れて行きたいけど、保健室の方向に向かうと気づいて逃げるかもしれないから、まずは説得しないと。