奏「そっか…今も心苦しい?」
蒼「苦しいけど、寝てる間にね、奏くんと蓮とか私の周りの人に会えなくなるの嫌だなって、思って、もう屋上からなんて馬鹿なことは思ってないよ…」
奏「良かった…蒼ちゃん約束して?自分から命投げ出したりしようとしないって」
蒼「うん、、、死んだってお母さんとお父さんとおばあちゃんに会えるかわかんないし、会っても自分から命投げ出したら喜ぶわけないのにね」
奏「そうだよ、美桜さんも俊介さんも鈴子さんも蒼ちゃんの身体を心配してた。あの優しい人達は蒼ちゃんの幸せだけを願ってる。俺達も蒼ちゃんとお別れ嫌だよ…」
泣きそうになってグッと抑える。
蒼「奏くん…ごめんね…」
奏「ううん、大丈夫だよ、蒼ちゃんの気持ちはわかったから」
そろそろ心のケアが必要だなぁ。カーテンの後ろに待機してた人物と交換するか。
奏「蓮もう入っていいよ」
蒼「!!蓮居たの?!」
奏「少し待っててもらった、あとは蓮とお話してね。こいつ泣きそうだし笑」
なんかあったら呼ぶことを伝え、部屋を出る。