蒼side

冷たい…気持ちいい…蓮が氷枕を準備してくれたみたいだ。ゆっくり目を開ける。
すると、蓮の横に心配そうな奏くん。
泣きたくないのに目がうるうるしてくる…
蒼「病院やだ…」
奏「嫌だよね…とりあえず診察だけさせて?」
聴診器で診察される。
奏「今苦しくも気持ち悪くもないんだよね?」
蒼「うん。」
奏「んー、ちょっと喘鳴はあるから、今吸入だけしよう。今は病院行かないから、熱上がるようなら病院ね?」
蒼「行かないでいいの…?ありがと奏くん!」
奏「ちゃんと発作でたら、言うことだよ?あとは、蓮よろしくね。」
蒼「うん!」
蓮「ありがと!」
奏くんは出勤していった。

蓮「じゃ、はい。一回吸入ね。」
大人しく吸入して、食欲ないからゼリー食べて薬を飲んで、水分補給だけして眠る。