奏side

気道過敏性テストやってるけど、レベル2にしてすぐから息苦しそうだ…
蒼「苦しい…ハァハァ…」
奏「蒼ちゃん頑張ってね、まだだからね」
蒼「ハァハァ…」
レベル2強に変更してみる。
蒼「ゴホッゴホゴホ…ゼェゼェ…」
すぐに止めて、発作止めの吸入をする。背中をさすって深呼吸を促す。
奏「頑張ったね、ゆっくり息吸おうね」
蒼「ゴホゴホッ…ハァハァ…ハァ…」
しばらくすると落ち着いたみたいだけど、蒼ちゃんはぐったりして、眠ってしまった。とりあえず、車椅子もしんどそうだから、横抱きにして病室に運ぶ。部屋に行くと蓮がいた。

奏「お!来てたんだ!」
蓮「蒼どうかした?」
奏「さっき検査してたんだよー。それで発作を誘発して重症度見るやつやったんだけど、疲れちゃったみたい。起きたら教えてもらっていい?」
蓮「わかった。」