蒼「うぅ。わかった…」
サッとそれらを外して、
奏「なんかあったらナースコールね!ベッドから1人出てるの禁止だからね!」
蒼「はーい。」
部屋を出てステーションに向かう。

奏「如月さーん。今いい?」
陽「あ、先生。どうしたんですか?」
奏「柊蒼ちゃんのことなんだけど…」
陽「はい!蒼ちゃんですね!いいですよ!」
ここ数日で2人はだいぶ仲良くなったらしく、珍しく蒼ちゃんが懐いている。ちなみに俺と蒼ちゃんが幼馴染なことは話してある。
奏「酸素外れたからさっきモニターと管抜いてきた。検査の時とトイレの時だけ車椅子で移動していいけど、基本ベッド上安静で!あと、今日検査したいから午後の僕の外来に連れてきてもらってもいい?」
陽「わかりました!」