まず初めに、萌葱陽彩の誕生秘話から話そうと思う。

元々、僕はイラスト制作(後で記載)が好きだった。というより、「物作り」や「オリジナルを創り出す」といったことが好きで、その中で絵を描くのが1番好きという感じだ。

こういったことは小さい頃から好きで、小学生の頃は数ある教科の中で「図工」が1番好きだったくらいだ。

大きくなったら、イラスト限らずに自分の作品をネットに投稿したい!絶対に!と思っていたくらいだ。

そんなことを頭の片隅で思いながら、高校生になった。高校生になると新しい友だちが出来たり、同じ中学の子と仲良くなったりした。

友だちの1人に読書が好きな子がいて、その子と話をしていた時だった。その友だちが、ネットで小説を書いて、投稿している。そう言った。

……なるほど。それ、めちゃくちゃ面白そうじゃん!僕もやってみたい!

友だちの一言が、僕の好奇心を刺激した。自分で生み出した物語の一部を絵に描くことはあっても、文字で書いたことはない。

一度興味を持ってしまえば、冷めることはなく、小説を書いてみたいという気持ちは大きくなるばかりで、僕は小説を書くことを決めた。

そうなれば、ペンネームを考える必要がある。

何かいい名前が無いか探していた時、ひいろ、という今まで聞いたことないくらい、好きな響きの名前を見つけた。

そうして、名前をひいろに決めることにした。次に、漢字にしたかったので、どの漢字にするか悩んだ。

少しだけ悩んだ結果、陽で彩ると書いて「陽彩」にすることにした。

太陽みたいに暖かい人になれますように。そんな意味を込めて。

ちなみに、名字である「萌葱」は完全に響きで決めました。赤系統の補色である緑系統の名前を見ていた時に、見つけた色の名前です。

補色にしようと思った理由は、特にないです。