私は自分の胸の前で、自分を抱きこむみたいに両手を交差させてるから辛うじて胸だけはリクに触らせていない。

「ねぇ、リクはその・・し、思春期だからこういう事するの？」

思い切って聞いてみる。

「そうなのかなぁ」

「よ、欲求不満なの？」

「うん」

「だからこういうことするの？誰でもいいの？」

「誰でもよくはないかなぁ・・・」

「じゃぁ、どうして私にはするの？」

「しーなだからするんだよ、こういう事」

そういうとリクは私の腰に腕を巻きつけてきた。
そしてぐいっと自分の体にくっっける。

うわっ、

胸を隠す事に必死で、腰から下がノーガードだった!!

しかもリクの体に私の背中がピッタリと密着してな、何だか変な気持ちだよぉ。

「しーなだからこういうことしたい」

そういうとリクは私の肩に頭を寄せてきた。

そして首筋にキスをしてくる。

「やだっ、ちょ、やめてよぉ」

私が慌ててそういうと、

「やだ、やめない」

って、リクは私の肩にすごい勢いで吸い付いてきた。

「ほ、ほんと、やめてってばーッ」

私はリクから離れようともがくけどリクの体にギュッと抑えられて動けない。

「何でッ、どうして私なの？」

「大好きだから。ただそれだけ」

そう言って今度は首筋に舌を這わす。