なんか、懐かしい。

なんて綺麗な夕焼けなんだろう。

私が見とれているその絵は、多分油絵でこれでもかってくらい切ない色の配色で、小さな子どもが2人ほんとに小さく描かれている。

そしてその子どもの脇には大きな桜の木。

桜の咲く季節の夕焼けって、こんな感じなんだっけ?

春ってもっと淡くて儚いイメージの空なんだけどなぁ。

でもこれでもかってくらい夕焼けが自己主張していて、何故だか淡い桜と小さい子どもの後ろ姿とマッチしている。

あぁ、私、この作家さん好きだ。

何でだろう、何か涙が出てくる。