「う~ん、そうですわよねぇ。しいなちゃんのお宅はお父様がいらっしゃらないから、リク君はしいなちゃんのお父様の代わりもしようと頑張ってらっしゃるって事ですのね。それ故にシスコン気味になってしまうのかもですわねぇ。確かに私もエリザとキスしますし・・・。」

ちょっ、ひなちゃん、
エリザってひなちゃんの飼っている猫ちゃんの事じゃん・・・。

そんな動物と一緒にされても・・・・。

そんな困惑気味の私を無視してひなちゃんはこうまとめた。

「小さい頃からのお友達として断言しますわ。リク君としーなちゃんはおかしくないですわ!今時美しい家族愛ですわ!」

そっか、よかった。