さて、今日は学校も休みだし、寝不足だし
もう一眠りしようかなぁ~。

そう思ってベットの上でごろごろして布団を顔の半分くらいまで引き上げてゴロゴロしていたら

ガチャ

「まだねてんの?」

リクがそう言った。

もう関わるのはごめんだと思った私は咄嗟に目を閉じて寝たふりをする。

「ふ~ん、寝てんだ」

そう言うとリクがベットに近づいてくる気配がする。

「無防備に寝ちゃって、俺のコト、誘ってんのかな」

今、とんでもない事をリクが言ってた気がするんですが・・・。
寝たふりって、もしかして私の作戦ミスだったかな・・・・。

無防備といえば、確かに無防備だよなぁ。

どうしよう、もっとちゃんと頭まで布団かぶって寝たふりすればよかったよぉお。

リクはベットの脇に腰掛けて、多分こっちを見ている。

「まな板の鯉ってこういう状態の事いうのかな」

はぁぁ?
何ソレ。
私鯉?

「おいしそうだなぁ」

そういうともぞもぞと布団の中に手が、入ってきた。

「では、遠慮なくいただきま~す」

リクがいきなり私の胸をパジャマの上から触ってきた。

キャーーーーーーー!!