ギリギリ、学校にも間に合った私は、朝から疲れ切った状態で、1日の学校生活を終え、文芸部の部室に向かった。

3年生は、引退後、自由活動だが、私は部活がある日は、毎日部活に行っている。それは多分、情報収集のため。何か応募がかかっているものはないかと探すためと、私の仕事のため。

私は高校生でありながら、小説家だ。

偶然、文芸部の活動記録のためだけに書いた作品を投稿したら、いいねをたくさんもらい、デビューすることが出来た。