「友哉、遥佳ちゃんを部屋まで案内して!」



私の部屋は、友哉の隣の部屋だった。



「なんかあったら、いつでも呼んでいいから。」



「うん。ありがと。」



部屋に入ると、本当に私の家具が全部置いてあった。

ベットに座って、冷静に考えてみる。


おばさんはいい人そうだし、友哉もすごく優しい。
ここで、お母さんが迎えに来るのを待つしかないみたいだし…
私は、おばさんや友哉の優しさに甘えることにした。