「えっとじゃあ…お言葉に甘えて…」



…やっぱり小山くんは怖いかも。


そう思いながら、引きつった笑顔を返した。





「はい」


「あ、ありがとう…!」



待つこと数十分後。


小山くんがなんとも美味しそうなクリームソーダを目の前に置いてくれた。



「女子はクリームソーダが一番好きだろ」



なんだその理論は、と心の中でツッコミながら「いただきます」とスプーンを手に取る。