「祐月、応援団じゃん！頑張ってね」

「おー」



祐月は軽く笑って手を振って、自分の席に帰る。



「祐月が応援団とか…絶対かっこいいだろうな〜」



自分の声が耳に聞こえて、慌てて口をふさぐ。

嘘…！今、心の声漏れてた…？

幸い、祐月にバレてはいないみたいで、ほっと息をついた。