* * *
やばいっ…。
もうこんな時間っ…!
生徒会の仕事って、本当に忙しいんだな…。
だけど、これからもっと忙しくなるって先生が言っていた。
理由は「体育祭」!
私達が通う緑陽中では、毎年六月に体育祭をしているんだ。
生徒会はその運営や企画やら…色んな仕事を請け負っているらしい。
私も、先輩や学校の迷惑にならないように、頑張らないと…!
* * *
玄関を出ると、昨日と同じ場所に流空が立っていた。
「桜楽!遅い〜!」
頬を膨らませて怒る流空は、相変わらずすごく可愛い。
「ごめんね、生徒会の仕事が入っちゃって…」
「…桜楽と一緒に帰れなくなるから、生徒会なんてやめようよ〜」
流空はこうやって、たまにワガママになる。
「仕事を途中で投げ出すのはできないよ…!」
普段はワガママなんて言わないし、むしろ他の人に合わせて過ごしているんだけど…本当はマイペースで、自分の時間を崩されるのは嫌なんだよね。
でも争いごととかがいちばん苦手だから、他の人に合わせてる。
私は、そこらへんの折り合いがつけれているから…流空も、気を使わないでいいのかな?
やばいっ…。
もうこんな時間っ…!
生徒会の仕事って、本当に忙しいんだな…。
だけど、これからもっと忙しくなるって先生が言っていた。
理由は「体育祭」!
私達が通う緑陽中では、毎年六月に体育祭をしているんだ。
生徒会はその運営や企画やら…色んな仕事を請け負っているらしい。
私も、先輩や学校の迷惑にならないように、頑張らないと…!
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玄関を出ると、昨日と同じ場所に流空が立っていた。
「桜楽!遅い〜!」
頬を膨らませて怒る流空は、相変わらずすごく可愛い。
「ごめんね、生徒会の仕事が入っちゃって…」
「…桜楽と一緒に帰れなくなるから、生徒会なんてやめようよ〜」
流空はこうやって、たまにワガママになる。
「仕事を途中で投げ出すのはできないよ…!」
普段はワガママなんて言わないし、むしろ他の人に合わせて過ごしているんだけど…本当はマイペースで、自分の時間を崩されるのは嫌なんだよね。
でも争いごととかがいちばん苦手だから、他の人に合わせてる。
私は、そこらへんの折り合いがつけれているから…流空も、気を使わないでいいのかな?