「うん…」

内心ドキドキしながら紬について行った。

着いたところは、部活帰りによく行っていた、カフェだ。

ここでよく、学校の話をしていた。

「久しぶりに話がしたくて」

店内の一番奥の窓際の席に座った。

そして、私はオレンジジュース、紬はメロンソーダを頼んだ。

この席は、私たちのお決まりの席だった。

注文するものも必ずこれを頼んでいた。