私は去年の冬まで、女子バスケ部に入っていた。

しかし年度最後の大会で、私がミスをしたせいで優勝を逃してしまったのだ。

私はそのことがショックで部活をやめた。

その時の光景が蘇ってきて、私は頭を振った。

「勉強しよう」

考えないようにするために、私は机に向かった。