「俺が言えるのはそれくらいかな。その友達に伝えてあげて」

いつのまにかお昼を食べ終わった先生は、屋上からを出て行った。

今日朝倉くんにわたしの気持ちを伝えよう。


「朝倉くん。今日公園寄って行かない?」

「うん。わかった」

公園までやってきた。

グレイも、朝倉くんの膝の上で気持ちよさそうに寝ている。

「グレイ、紬が飼えることになってよかったね」

「あぁ、グレイ可愛がってもらうんだぞ」