茜は急いで、二回に駆け上がって行った。


茜と2人で作ったので、思ったよりも早く夕飯が食べられた。

「いただきます」

2人で食卓について手を合わせて食べ始めた。

「そういえばさ、叔父さんから手紙届いてたよ」

差し出された封筒を見ると、外国から送られてきたのがわかった。

「夏休みまでには帰ってこられるって言ってたよ」

「そっか。じゃあ、ご馳走用意して待ってようね」

「お姉ちゃんの作る料理、美味しいから叔父さんも喜ぶよ」