「‥‥ご飯‥‥食べないの?」

『食べるよ‥‥でもまずはこっちが先。
 こっちにおいで。』




腕をひかれるままソファの前に行くと、
そのままハルの足の上に跨って
甘くて深いキスに溺れた


好きな人とするキスって気持ちいいから
辞めたくないくらい安心する‥


気持ち良くて嬉しくて
もっとしたいって思えてしまう。


「‥‥ハァ‥ハル‥‥」


『ん?‥‥』


上顎をザラりと舐められ、
熱が一気に込み上がると、
私はハルの首にしがみついた


「‥‥‥‥ご飯あとにする?」


こんな台詞、
恥ずかしくて顔から火が出そうになるけど、
ここまで昂る熱をそのままにして
とてもご飯なんて食べられない


ハルの首筋に小さく音を立てて唇を落とすと、
そのまま服の下からハルの両手が滑り込み
一気に服を脱がされてしまった


もう一度深く唇を重ね合い、
私の首筋や耳に舌が這い、
嫌らしい唾液の音に息が上がっていく



『ここ‥‥綺麗で可愛い』

「ンッ!‥‥アッ‥‥」


ハルと初めて体を重ねた時よりも、
体がどんどん敏感になってるのが分かる‥


‥‥どうしよう‥‥気持ち良くて
体からどんどん力が抜けていってしまう‥