「うっわ最悪ぅ~ 
明ぅこのティッシュで一緒に消そぉ♪」



妙にニコニコしてる「友達」。
別にいつもこんな感じだろう。
「友達」の好意に
あたしは甘えることにした。


「あ、このカキって餓鬼って意味かな。
書き間違えてる。馬鹿だね」


あたしの一言に「友達」は
一斉にあたしを睨んだ。
・・・ようにみえた。


「あぁホントだぁ♪」


「友達」は笑顔で答えた。
その笑顔が嘘だなんて
あたしは思ってなかった。
まさか次の日、一人になるなんて
想像もしなかった。