「あぁ!! 明ぅ!! 明の机がぁ~」




「友達」がねちっこい喋り方で言った。

あたしの机??
なんだろう。思ってみてみた。


「うわ。」


≪死ね キモイ チビ カキ 馬鹿≫

あたしの机にはチョークで
そう書かれていた。
また豪快に汚く。

「友達」が心配している
``フリ``をしていた。
だけど「友達」が犯人だなんて
あたしは疑わなかった。
だって「友達」なんてそんなもんでしょ??