夢の記録

長い夢を見ていたはずなのに覚えているのは最後の場面だけ。
 長女がまだ2、3歳で、料理をするわたしのそばをチョロチョロ走り回っている。大きな鍋で煮物をしている私は、煮物の鍋がひっくり返らないかと心配でハラハラ。案の定長女は鍋の蓋に手を伸ばそうとする。力加減によっては娘の方に鍋が倒れちゃう!と寸でのところで阻止。
「熱いから触っちゃダメだと言ってるのに、どうしてそういうことするの!お前はいっつも言うこと聞かないで大変なことになってるでしょ」
と叱る私。
 あーあ、もうこんな風に叱ることもないんだな。それにしてもあの大きな鍋はどこの物だろう。キッチンも見覚え無い。作ってた煮物は、カレーのような気もする。

 夢は記憶から作られる。