夢の記録

左を下にして寝ている私の背中の方に誰かが潜り込んできました。
 私を抱くように後ろから腕を伸ばして来ました。体温が伝わって来て、布団の中の温度が上がりました。私は独り暮らしです。
 自分が幼稚園児だった頃の記憶がふわっと蘇ったので、あれ?父が帰って来た?と一瞬思いました。父は3年前の冬に他界してますから、違うとすぐ思い直し、んぢゃ誰?Σ(・ω・ノ)ノとなり、恐怖に襲われたのですが、これは夢だと思うことにして無理矢理眠りました。
 次の瞬間、身体がぐぐーっと下に(足元の方に)引っ張られるような感覚がありました。金縛りに遭う前によく起きる現象なので、またかよーやめてよーと思いましたが、気付いたら朝でした。
 見てもいないのに明らかに私よりは背の高い男性でした。

 私には霊感なんて無いし、変な願望も無いので、多分これは普通に夢なのだと思うのですが、余りにも生々しかったのでちょっと怖いです。

 夢は記憶から作られる。