藤沢ちゃんは高卒入社だから同期だけど私よりも若い。
(18歳なのにしっかりしてる…)
大家族の長女なだけあるなぁと感心してしまう。
あ、藤沢ちゃん呼びなのは、本人が名前を嫌っているからで、
そこに触れて藤沢ちゃんを切れさせた先輩がいるらしいので絶対に口を滑らしても言わないようにしている。
「みやちゃん!」
「ん?どうしたの?」
「いや、高校の先輩がここで働き始めたから行きたいんですけど…」
お昼休憩中、藤沢ちゃんがスマホ画面を私に見せてきた。
…それよりもその表情。
「恋だね。」
「そうです。」
「未成年入れないよね?」
「保護者同伴なら可能だと。」
「あ、私…」
「違います!歳とか言ってないです!」
「言ってる…」
「彼氏が…」
「なるほど…」
彼氏の働いている姿を見たいのか…
それよりも藤沢ちゃんの反応がピュアすぎて、本当に保護者のような目線で見てしまう。
「お相手は何歳なの?」
「25…」
まさかの私よりも年上だった。(私、22歳です…)
「ん?高校の先輩?」
「あぁ、あ、秘密、に、して、ください…」
藤沢ちゃんの言葉がだんだんたどたどしくなっていく。
(18歳なのにしっかりしてる…)
大家族の長女なだけあるなぁと感心してしまう。
あ、藤沢ちゃん呼びなのは、本人が名前を嫌っているからで、
そこに触れて藤沢ちゃんを切れさせた先輩がいるらしいので絶対に口を滑らしても言わないようにしている。
「みやちゃん!」
「ん?どうしたの?」
「いや、高校の先輩がここで働き始めたから行きたいんですけど…」
お昼休憩中、藤沢ちゃんがスマホ画面を私に見せてきた。
…それよりもその表情。
「恋だね。」
「そうです。」
「未成年入れないよね?」
「保護者同伴なら可能だと。」
「あ、私…」
「違います!歳とか言ってないです!」
「言ってる…」
「彼氏が…」
「なるほど…」
彼氏の働いている姿を見たいのか…
それよりも藤沢ちゃんの反応がピュアすぎて、本当に保護者のような目線で見てしまう。
「お相手は何歳なの?」
「25…」
まさかの私よりも年上だった。(私、22歳です…)
「ん?高校の先輩?」
「あぁ、あ、秘密、に、して、ください…」
藤沢ちゃんの言葉がだんだんたどたどしくなっていく。